旧「いもむしうんちは雨の音」置き場

ブロガリサービス終了にともない、「いもむしうんちは雨の音」をこちらに保存しました。

2008-01-01から1年間の記事一覧

神戸 サラサリンガ 幼虫その後・・・・・・・越冬中

いつものお散歩コースのアベマキの幹に、パッと見には判らないがヨ~ク見ると何かが貼り付いている。 触ってみると柔らかいシート状。 クモの巣のように見える。 表面には周囲の樹皮と見られるゴミをくっつけて、うまくカモフラージュしている。 左上の部分…

ケータイ投稿実験

八幡さんのチャバネフユエダシャク ここからは、帰宅してパソコンからの書き込みです。 最近ケータイの機種変更をしたので、 現地にて直接ケータイから投稿してみました。 うーん、全体にピントが合っているようないないような、眠たい写真。。。。 しかし、この…

寒さなんか笑顔で乗りきれ!

虫も笑ってます。 クロヒラタヨコバイPenthimia nitida の幼虫 ま、子供は風の子ですからね。 念のため、、、、、 笑っているように見える口は、おでこの模様です。 ※注)もしかしたら、クロヒラタヨコバイの近縁種かも。 クロヒラタヨコバイは、クロヒラタヨコバ…

寒い朝の二頭身

12月最初の日曜日。 土曜日から冷え込んで、ごっつい寒い! お散歩コースの八幡さんの境内で、 この冬初めての霜柱が立っていた。 パリパリと踏みながら山道を行く。。。。 見晴らしのよいところまで行き、一休み。 足元の草藪で、なにやら音がする。 トカゲや…

出遅れた?いもむし・・・・ヤマトカギバ

11月最後の日曜日。 今年は紅葉がキレイである。 神戸は比較的温暖なので、ふもとのモミジなどは例年茶色くなっているのだが、今年は違う。 お散歩コースのウバメガシの葉上に、いもむしがひとり。 ヤマトカギバ Nordstromia japonicaの終齢幼虫 葉っぱには…

ミクロの展翅板・・・旅行バージョン

い、生き物のネタが・・・・・・無い。 しょうがないので、私の使っている小蛾用の展翅板を貼っておきます。 展翅板(てんしばん)とは、蝶や蛾の標本を作る際に翅を広げて整形するための道具です。 大きな蝶や蛾用の展翅板なら、「昆虫文献六本脚」などで市販してい…

ヤマトヒメイエバエ

え~~、いつの間にやら30000アクセス超えている。 ご覧の皆様、どうもです。 で、先週のヒメイエバエの正体は、 ヤマトヒメイエバエFannia japonica japonica でした。 日本産ヒメイエバエ科は、現在60種記録されているが、本種は比較的低標高の地域…

ハエの季節がやってきた。

といっても、ハエの仲間は一年中いますが。。。。。 寒くなってくると、他のムシムシが姿を消してしまうので、飛んでいるのはハエばかり、といった状況である。 この時期、山の木のこずえを見上げると、ちいさなハエがプイプイ飛び交っているのをよく見かける。 …

バナナの毛虫・・・・・誰?

お散歩コースの山中にあるバナナ。 神戸に自生しているわけがない。 谷あいで畑をしているおじいさんが、冗談で植えたものだそうだ。 それが食害を受けていた。 でも、高すぎてよくわからない。 手持ちのデジカメで最大倍率で撮影して等倍切り出ししてみたが…

ピンクのお布団・・・・サラサリンガ?

お散歩コースのコナラの葉裏に謎の繭?を見つけた。 10月5日のことである。 周囲の葉っぱが葉脈標本になっている。 何が出てくるのかな? 持って帰ってみた。 数日後見ると、ケースのなかに黒い点ツブが落ちている。 アリャー、寄生蜂が出ちゃったか。 と思…

スケスケたまごの孵化。

え~~と、前回のヘリオビヒメハマキの 卵のつづきです。 6日後 なにやら背中で動くようになってきた。 横向きに丸まっているが、扁平な頭だけうつむけになる。 7日後 扁平な頭部に色がついて判るようになつてきた。 大腮(おおあご)も確認できる。 気管…

スケスケたまご。

この間の祭日(体育の日)にいつものお散歩コースで、 チイサナ蛾をつかまえた。 名前はヘリオビヒメハマキ Cryptaspasma marginifasciata フィルムケースに入れておいたら翌日には卵を産んでいた。 そこで透明なプラケースにこのチビ母さんを移して様子を見…

非業の死・・・・アサギマダラとはやにえ

ずいぶんと涼しくなりました。 水たまりに浮かぶ、一寸法師の舟。 じゃなくて、コナラのドングリのはかま。 うまいこと浮かんでました。 ちょっと浸水していたので、もうすぐ沈んでトビケラの餌になるだろう。 その近くのコナラには、アサギマダラの死骸が引…

円網を張らないズボラグモ・・・・・オウギグモ

10月に入って最初の休み。 いつものお散歩コースでも、めっきりセミの声が減ってきた。 ツクツクボウシとチッチゼミがわずかに鳴いているだけである。 今朝の通勤路では、キンモクセイの香りもしていた。 もう秋やん!! ところで当ブログでは真正クモ類は…

お菓子の家・・・・コガシラコバネナガカメムシ増殖中

9月最後の日曜日。 お散歩コースでは、野ブドウなどの紅葉がはじまった。 秋のはじまりである。 話変わって、竹筒の中と言うのは、外界から隔絶された非常に安全な空間であるが、まず中に入るのが大変である。 健康な竹の場合、中に侵入することは、ほとん…

シダを食べる蛾。その2・・・・・カニクサシダメイガ

この日曜日は朝から土砂降り。。。。。 それでもちょっと小振りになったので、いつものお散歩コース。 キノコが元気。 そんなこんなで、虫の方は、、、、、、、、 その前の週に見つけた虫についてです。 カニクサを食べる蛾として以前ヒメツマキリヨトウを紹介したが、そ…

ウラギンシジミ幼虫再び

以前、拙ブログでも紹介したウラギンシジミの幼虫であるが、しっぽの突起からピロピロしたものを出すところは動画でないとよくわからないなぁと思っていましたが、ちょうどこの休みにまた見かけました。 これを突っついてイジメているところを、デジカメの動…

ツノ付き幼虫と、その蛹殻

今日も、お散歩コースは蒸し暑かった。 エノキの幼木に止まっていた ゴマダラチョウがよろよろと飛び去った。 そのあとには蛹の殻が、、、、、 今朝、羽化したばかりのようだ。 偶然、その葉の上には3齢くらいの同種の幼虫が、 のぞき込む感じで止まっていた。 …

うたわないコオロギ・・・・・・マツムシモドキ

ちょっと涼しい天気が続いていたが、日曜日は一転して蒸し暑かった。 残暑が戻ってきたようだ。 でも、確実に秋はやってきているようで、夜になると街路樹からはアオマツムシ、地面からはオカメコオロギ類の鳴き声がよく聞こえるようになってきた。 さて、日…

シロモンフサヤガの羽化

先日、繭を作りきれずに蛹化してしまったシロモンフサヤガであるが、先週末に無事に羽化しているので、一応ご報告。 「♪今日も~ 仕事はつらかった~~♪」などとビミョーに作詞しつつ家に帰ると、飼育容器の中に見慣れない枯葉が引っ掛かってました。 シロモ…

チャイロスズメバチ侵攻中・・・・神戸市須磨区に到達

神戸の日曜日は、晴れたり曇ったりの過ごしやすい天気で、いつものお散歩コースも気持ち良く歩けた。 アベマキの樹液には、カナブンやオオスズメバチなどのいつもの面々に混じって見慣れない模様の蜂がいた。 姿形はスズメバチそのものなのに、色合いがまっ…

コマルモンシロガの幼虫

朝晩、やっと涼しくなってきました。 さて、今を去る事ひと月前の7月20日。 谷筋の砂防堰堤に腰掛けてひとやすみ。 かたわらを横切る緑色のいもむし。 ん? こりゃ見たことがない。 と言うことで連れ帰ったのであるが、気になることが。首筋に黒い点があ…

シロモンフサヤガその後

3週間程前に紹介したシロモンフサヤガの弱齢幼虫であるが、 その後、無事に蛹化するまでになりました。 その間、「新・蛾像掲示板」を見ていると、今年はあちこちでシロモンフサヤガの幼虫が見つかっているようです。 (該当記事はココとかココなど) 年に…

お散歩コースの宇宙人?

お盆前の日曜日。 お散歩コースはいつものように暑い!暑い! この時期になると、いるのはセミとアリばかりといった感じで、虫枯れ状態になる。 そんな中、タ○コくちびるの宇宙人がお出迎え。 「#&%)(’&%#$?=~><?!!」 とか、しゃべり出しそ…

イライラ水風船

今を去ること2週間前。 ネジキの葉っぱにコッソリ隠れている毛虫を見つけた。 アカイラガ Phrixolepia sericeaの中齢幼虫 持ち帰って飼育しているうちに、脱皮して終齢幼虫になり、 2・3日前にコロンとした、ま~るい繭を作った。 繭のまわりにはプヨプヨ…

困ったちゃん

8月に入り、ツクツクボウシも鳴き出した。 相変わらず猛暑日の中、いつものお散歩コースへ。 林の中、薄暗いところに 困った顔をした宇宙人がいた。 宇宙船が故障したのかしらん? クモの腹部の拡大である。 私には宇宙人にしか見えない。 全体画像はつづき…

シダを食べる蛾・・・・ヒメツマキリヨトウ

山に登ればそうでもないが、昼過ぎに街中に降りてくると、靴底が溶けそうなくらい暑いです。 カニクサと言うのは、つるのようになるシダ植物である。 「ように」と書いたのは、地上に1~2mほど伸びてからみついている部分は茎ではなく、1枚の葉っぱなの…

シロモンフサヤガ再び?

あっつい日が続きますね。 朝も早よからクマゼミが、ジャワンジャワンと鳴いてます。 遠くからミンミンゼミの鳴き声も聞こえます。 そんな中、ヤマハゼ(ハゼノキかも?)の葉に食痕を発見。 表皮を残して、葉肉部を削り取るように食べたあと。 変に触るとか…

神域の白いむし

アジジ、アジジと言いつつ、休みになるといつものお散歩コースへ。 田舎育ちなので、週に一度くらい山に行かないと、中毒症状が出るのだ。 スタート地点は小さい地元の八幡さん。 チョンチョンと柏手を打って,『場合によっては殺生します。許してね。』と訳…

ちょっと前のアオシャク

これは、しばらく前の雨の日曜日(6/29)のお話。 長靴はいて、お散歩コースへ。 クズの葉裏で羽化したてのようなピカピカの蛾が雨宿り。 ギンスジアオシャクComibaena argentataria こいつの幼虫は薄茶色のじみなシャクトリムシなのであるが、習性が少し変わ…