非業の死・・・・アサギマダラとはやにえ
ずいぶんと涼しくなりました。
水たまりに浮かぶ、一寸法師の舟。
じゃなくて、コナラのドングリのはかま。
うまいこと浮かんでました。
ちょっと浸水していたので、もうすぐ沈んでトビケラの餌になるだろう。
その近くのコナラには、アサギマダラの死骸が引っ掛かっていた。
近くで見ると、小枝に胸部を貫かれていた。
モズの「はやにえ」である。
モズは、スズメを大きくしたくらいの小鳥だが、くちばしがタカのように鋭く曲がっていて、昆虫、カエル、トカゲなどを狩って食べる。
で、獲物を小枝や棘などに刺して、おいておく習性がある。
保存食とか、なわばり表示、おいしくないのを放置するとか、いろいろな説があるようだ。
このはやにえ、先週にはなかったので、モズも神戸に渡ってきたようだ。
アサギマダラも「渡り」をする蝶として知られているが、線と線がぶつかったのが運の尽き。
それがたまたま、お散歩コースで起きたと言うことなのだろう。