2008-01-01から1年間の記事一覧
本ブログは、ジェイコムのZAQを利用しているのだが、アクセス解析の機能がついている。 試しにのぞいてみると、いもむしで検索してきたり、うんちで検索してきたりと様々な言葉で拙ブログに来られているのがわかる。 その中で最近、アクセスランキングからや…
先週も今週も日曜日は雨である。 山から望む神戸空港。 見えない。。。。 ひ~ ひ~~~ そんなもやの中、ヤマハゼ(と思われる)の葉っぱに不思議なX字紋が。 Xの中心には糸でつづったポケットに蛹が収まっていた。 このような不思議な装飾をほどこす蛾には…
3週前の日曜日、尾突起のある小さな幼虫をヒメユズリハで見かけた。ああ、よくヌルデに付いてるカギバガの幼虫だ。 と思って、写真を撮っただけで帰ったのだが、帰ったあとで種類が気になりだした。 考えてみれば、ヌルデにつくのとヒメユズリハにつく幼虫…
昨日、飼育していたいもむしが羽化した。 シャチホコガStauropus fagi persimilis 地味~~な蛾である。 しかし、この幼虫が非常に変わった形態をしている。 ときおりネット上の掲示板で「地球外生命体を見つけました。」などと言って紹介されたりする。 シ…
私がよく見にいくサイトのひとつに「新開孝の昆虫写真工房」がある。 その中のブログ「昆虫ある記」は氏の地元宮崎の自然を、美しい写真とともに毎日紹介されており、感動と少々の羨ましさをもって、いつも眺めている。 そのブログにこの間から、少し気にな…
2週間ぶりの裏山散歩である。ひやっほ-い! 谷筋の湿った草地では、キンヒバリが涼しげな声で鳴いている。 ふもとの水溜まりでは、ムギワラトンボ(オオシオカラトンボ?)が続々と羽化をはじめて、翅かわかし中。 その横には、5ミリほどの黒いムシが,,,,…
この日曜日は休日出勤のため、山には行けませんでした。 なので、今週は飼育中の幼虫紹介。 先週拉致してきた毛虫である。 色黒のマイマイガのようだが別種である。 マエグロマイマイLymantria xylina nobunaga亜終齢幼虫 (念のため申し添えるが、背景のラ…
夜中に雨が降ったと見えて、日曜日のお散歩コースはそこらの草にしずくが残っていた。 普通は夜間に脱皮するフキバッタが雨でタイミングがずれたのか、昼前にやっと皮を脱ぎ終えていた。 オマガリフキバッタParapodisma tanbaensis 足元が濡れるのがたまにき…
この間カゴノキで見つけて、飼育しているウスグロクチバの幼虫。 昨日から色がこんなになりました。 ピンクのいもむし。 こうやって色が変わるのは、蛹になる前兆だ。 このあと、葉っぱを2,3枚綴りあわせて、その中で蛹になります。 2週間前後で、成虫が…
お散歩コースを歩いていると汗をかくようになってきた。 だりだりとゆっくり歩いていると、カゴノキの柔らかそうな新葉にとまっているシャクトリムシと目が合った。 なんかコッチをにらんですごんでる。 吹き出しを付けるとしたら、 「ア゙ア゙ァ、何見とんじゃ…
仕事&いもむし飼育で多忙中のため、写真貼りだけで今週はお茶を濁すこととします。 日曜日のお散歩コースで出会ったムシ~。 ラクダムシInocellia japonicaの♂成虫 近縁にキスジラクダムシがいるが、各腹節の後縁に白く抜ける部分があるのがラクダムシ、な…
連休中は、いつものお散歩コースをうろちょろしたり、ヨメの命令で家の雑用を片付けたりしていたら、あっという間に過ぎてしまった。 子供たちは大きくなったので、どこかに連れて行ったりとかしなくて良くなったのだが、何かと忙しいのはナゼ? この間から…
春である。 緑色ってこんなに種類があったっけ?という山の色。 眺めのよいところで、しばらくボーーッとする。 今はモチツツジが満開だ。 アラカシには名前の判らない小さないもむしがたくさんついている。 もうちょっと大きくなってから、持って帰って飼育…
日曜日に、飼育しているいもむし用に持って帰ってきたアラカシの若葉。 これに、ちっちゃなシャクトリムシがついていた。 ついでに飼育していたら、脱皮して模様が判るようになりました。 ヒロバトガリエダシャクPlanociampa antipala 成虫は早春に出るが、…
先週、オカモトさん?と言っていたちびちびシャクトリムシ。 フィルムケースのおうちで成長し、 1週間で15mmほどに育ちました。 忙しくって、じっくり観察できなかったのだが、 2回脱皮して、今は3齢幼虫のようだ。 2齢の時にもう、白い鳥うんち模様にな…
神戸ではサクラの花もおわり、山の風景もすっかりやさしい色になってきた。 コナラやアラカシの展開したばかりの若葉に、早速小さないもむし毛虫がとりついている。 アラカシの若葉には マイマイガLymantria dispar japonicaがちんまり。 こちらの若葉にはシ…
山を散歩すると、顔のまわりをハエがまとわりつく季節になってきた。 ほおっておくと、しまいには目に止まって涙を吸いにくる。 このハエたち、複数の種類があり、和名は「なんとかメマトイ」と言うのだが、いろんな種類がおり、しかも複数の科にまたがって…
日曜日のお散歩コース。 オオバヤシャブシから視線を感じる。 ・ ・ ・ ・ イボタガキターーーーー!! イボタガBrahmaea japonica ちょっと体の毛がしっとりしてる感じ。 今朝羽化したばかりかも。 今年であったのも、ヤッパリ左右の翅の模様が少しずつ違う。 この虫…
カウンターを見るといつのまにか20000越え! 拙ブログにおこしの皆様ありがとうございます。<(_'_)> 最近はブログタイトルに反して、いもむしがご無沙汰なので、ここいらでひとついもむしを紹介。 このお正月に見つけたのが、お散歩コースのクチナシに…
一週間ぶりの休みは、どんよりとした寒い曇り空ではじまった。 出掛けようと玄関を開けた頃には、もう雨が振り出した。 ワタワタとあわただしく働いている平日のうちに、確実に春は進行しているようで、クサイチゴやムラサキケマンなどが、もう開花していた…
この休みはポカポカ陽気で、お散歩コースではタチツボスミレが開花していた。 ところで、スプリングエフェメラルと言う言葉がある。 一般的にはカタクリなどの植物を指すことが多いが、虫好きの人ならご存じのとおり「春の使者」と言うような意味で、代表的…
春分の日の朝は、雨風の音で目が覚めた。 傘を差して出かけたものの、ときおり傘がひっくり返りそうになる。 雨でびしょぬれの石垣に、いもむし1匹。 「あ~、困ったね」としがみついていたのは、 エグリヅマエダシャク Odontopera arida arida ちょっと角ば…
お散歩コースも春っぽくなってきました。 稜線沿いの日当たりのよいところでは、ミツバツツジがフライング気味に開花しはじめていた。 まだ、虫が飛んできたりはしていないようだ。 いつも石垣の同じところに陣取っている コマダラウスバカゲロウ Dendroleon…
暖かい日曜日。 いつものお散歩コースでは、この間芽を吹いたばかりと思っていたフラサバソウがもう開花していた。 いろんな生き物がワッと出てきて気ばかりあせる春はもうすぐそこである。 (サムイトコロノミナサマ、ウカレテゴメンナサイ) ただしブログの方は腐葉土むしシリー…
日曜日の散歩中、ほ-んの少し膨らみかけた桜の小枝を眺めていると、なにか面妖な物体がくっついているのに気が付いた。 いびつな巻き貝のようなそれは、まるでアンモナイトの化石のよう。 ナンジャラホイ?といじっていると、ポロッとはずれてしまった。 と…
3月最初の休みは久しぶりにヨイ天気。 ルンルン気分でいつものお散歩コースへ。 今シーズンはまだ一度も見ていないフユシャクの♀がいた。 今日見かけたフユシャクの♂は、クロテンフユシャクInurois membranaria なので、この♀もたぶんそれであろうと予測。…
少し暖かくなったと思ったら、週末はまた真冬に逆戻り。 強風で雪がコナラの幹に横向きに積もっている。 と言うわけで、当ブログもダニブログに逆戻り。 ササラダニの仲間は、手足を縮めると種のようになってしまう者が多いが、今日紹介するのはもっと徹底し…
日当たりのよいところでは、気の早いハコベがちらほら開花しはじめた。今まで、休みと言えば雪だったので、花びらが開いているところを見るのは今年初めてだ。ほんの少し、春の気分。 ところで、ダニブログと化してきた今日この頃。 ちょっとダニから離れて…
クククッ、クククッ、、、、、 土曜日からの雪がそのまま積もり、日曜日の山は雪景色。 冒頭の音は、雪を踏みながら歩く音。 神戸の街中からチョロッと歩くだけで雪山気分である。 これはこれで楽しいが、日曜日ごとに狙いすましたように雪である。 なので、…
さて、前項で予告したとおりダニです。 リキシダニの1種Ceratoppia sp. ツルピカの太鼓腹で、いかにもあんこ型のおすもうさんといった風情である。(でもササラダニ類は丸こくてツルツルした種類がけっこう多いんだけど。) 特徴がわかりやすいように斜めの…