旧「いもむしうんちは雨の音」置き場

ブロガリサービス終了にともない、「いもむしうんちは雨の音」をこちらに保存しました。

2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧

冬芽に潜むいもむし。

冬空に鮮やかな赤いネジキの枝と芽。 その冬芽の付け根に細かい粒が固まっていることがある。 何年か前、一度分解してみたら 小さな4㎜程のいもむしが潜んでいるのを確認した。 その時は飼育しようもなく死んでしまった。 で、果報は寝て待て、と言うことで…

マダラオオフンコバエ

昨年の秋、人の通らないコースを歩いた時、 ジョロウグモのジャマな巣を棒でくるくる巻き取りながら歩いたら、 握りこぶし二つ分くらいの塊になった。 クモの糸って確かアミノ酸かタンパク質が主成分だったよな? 虫の死骸や枯れ葉も巻き込まれているし、案…

お散歩コースのハラブトハナアブ

日本昆虫分類学会会報Vol.21,N0.2 に日本産ハラブトハナアブ属の総説「Revision of the Flower Fly Genus Mallota Meigen, 1822 (Diptera:Syrphidae) from Japan」が出たので手持ちの標本を見てみた。 この属は近縁種がそっくりなのが多くて素人が近づいては…

垣根付きの繭

元旦早々に飼育ケースの蛾が羽化した。 スカシコケガ Nudaria ranruna 幼虫は昨年の暮れ、金網の枠に止まっていた。 スカシコケガ Nudaria ranruna の終齢幼虫。2015.XII.20 体長は13mm前後だったと思う。薄緑色のきれいな幼虫。 採集時点では、毛虫、背腺がない、…

あけましておめでとうございます。

年賀状は前回の使い回し。。。 今年の干支はサルですが、蛾の仲間でサルが付くのは、、、 サルトリイバラシロハモグリ Proleucoptera smilactis 目盛りは1mm。縁毛が擦れ気味の標本。 ハモグリガ科 Lyonetiidae の小さな蛾。 ハモグリガ科は触角基節が拡がり、…