スケスケたまごの孵化。

え～～と、前回のヘリオビヒメハマキの 卵のつづきです。 ６日後

なにやら背中で動くようになってきた。 横向きに丸まっているが、扁平な頭だけうつむけになる。 ７日後

扁平な頭部に色がついて判るようになつてきた。 大腮（おおあご）も確認できる。 気管系も白く目立つようになった。 ８日後

しきりに口をモグモグしている。消化管に廻りの余った（？）卵黄が入っていっているように見える。よくは判らないが、卵の中で、もう食事をしているみたい。孵化した後、どんぐりに辿り着くまでの大事なエネルギー源なのだろう。 ９日後

アリリ？、透明な殻だけになっていた。孵化は無事終えたようだ。 殻の模様がよく判る。 ケースの中に入れてあるコナラのどんぐりを丁寧に見ていくと、チッコイいもむしが、あらかじめ付けておいた傷に頭を突っ込んで潜り込もうとしていた。

体長は1.5mmほど。 一足先に孵化したいもむしは完全に潜り込んで粉のようなうんちを元気に吹き出していた。

めでたし、めでたし。 一安心である。 孵化直前の卵の中で動く、いもむし動画を撮ってみました。 画像下の方で、透明な心臓がトクトク動いてます。 手持ちブレブレなので船酔い注意。です。 動画はコチラ 2011.10.2動画リンクが切れたためyoutubeに貼り直しました。