2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧
この形を見て、お相撲の行司さんが持っている軍配を思い浮かべる人は多いんじゃないかと思う。名前は、 トサカグンバイStephanitis takeyaiと言う。 グンバイムシ科の仲間で、カメムシやアブラムシの親戚だ。 お散歩コースでは、ネジキについて葉を白くして…
秋になって涼しくなると、姿を見せるアリがいる。 クロナガアリMessor aciculatusだ。 クロヤマアリを少し小さくしたようなアリだが、生活スタイルは変わっている。 秋から真冬にかけて、主としてイネ科雑草の種子を巣にため込んで、残りの季節をずっと地中…
シャチホコと言えば、天守閣のてっぺんのアレであるが、蛾の中にもシャチホコガ科と言うのがいて、幼虫の静止姿勢がシャチホコのようにそっくりかえっているのが特徴だ。 今日お散歩コースで見かけたのは、それらとは別のヤガ科の仲間で、 フサヤガEutelia g…
日曜日に近所で採った蛾を標本にすることにした。 エビガラスズメAgrius convolvuliだ。 口のゼンマイ(正しくは口吻という)を試しに伸ばしてみたら、なんと110mmもあった。 体長が40mmだから、ほぼ3倍の口を持つことになる。 これだけあれば、どんな…
ササキリ Conocephalus melaenus 写真は♀で鳴かないが、林道脇の笹にとまって、 ジキジキジキ・・・・とよく鳴いている3cm程の虫だ。 秋になって気温が下がると、鳴く早さが遅くなって 風情が出てくる。 鳴き声を聞きたい方は、「虫の音WORLD」というサイトのココで…
まるで花火。複雑な毛をした幼虫の頭だ。 名前はアカヒゲドクガ Calliteara lunulata ドクガの仲間だが、毒針毛はないので、かぶれたりはしない。 でもいじり回すと毛が刺さって少しかゆくなることがある。 マ、そんな人はそうそういないと思うけどね。
日本で最小のカマキリである。 ヒナカマキリAmantis nawai 大きさは2cm弱。翅が無くても立派なお母さんである。