旧「いもむしうんちは雨の音」置き場

ブロガリサービス終了にともない、「いもむしうんちは雨の音」をこちらに保存しました。

真夏の厚着、ハチ擬態。。

日曜日のお散歩ちう、一休みしていると、もふもふの毛皮に包まれた蛾が飛んできて、目の前のヤブカラシでホバリングしながら吸蜜を始めた。

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オオモモブトスカシバ Melittia sangaica

特に後脚のもふ度が高い。
全体として丸っこく見える。
マルハナバチ辺りに擬態してるのだろうか。
それともオオハキリバチ辺りか?

ということでモモブトスカシバの仲間であることは確か。
で、胸が黄色く後脚が長すぎないから、シタキモモブトスカシバか
オオモモブトスカシバのどちらか。

上の画像の数秒後、

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ヤブカラシの蜜が減っているのが判る。

上記2種の区別点は図鑑によると、
シタキはオオと比べてより小型で前翅横脈紋は大きい、
かつ内方中央部から中室透明紋に突出する線状紋が非常に短い、
後翅内縁基部付近の縁毛がシタキでは黄色い。
中脚腿節の毛はシタキでは黒色、オオでは明るい茶色。
とある。

ホバリングの写真しか撮れなかったので、脚に注目。

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中脚腿節は黒色でなく黄色っぽく見える。
ということでオオモモブトスカシバとした。

顔に一番ピントの合った画像。

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単眼が見える。

しかし、ストロボ使わずに自然光でこんなに止まって写るということは、
虫のホバリング能力がすばらしい性能である、ということでしょうな。

ではまた