旧「いもむしうんちは雨の音」置き場

ブロガリサービス終了にともない、「いもむしうんちは雨の音」をこちらに保存しました。

2009-01-01から1年間の記事一覧

サラサリンガの受難

29日から正月休みに入り、初日は1日ゴロゴロ。 今日はいつものお散歩コースに行ってきた。 と言っても冬なので、テンションがあがることもなく、 以前に見つけた卵なぞを見て帰った。 スギタニモンキリガの卵はまだ孵らないようである。 (過去記事参照) 1…

初冬のキリガ・・・・ナワキリガ

今年もアッと言う間に過ぎ、残りわずかとなった。 ほぼ毎週末うろつくお散歩コースも、この日曜日は寒かった。 山から望む海も、遠くから判るくらいに白波が見え、風が強い強い。 (((*_*)))サム~~ ハエすら飛んでいない状況で、日曜日に撮った虫写真は、八幡…

季節はずれの羽化・・・・・オオマエキトビエダシャク

しばらく前、11月15日のことだが、ソヨゴの枝に隠れていたシャクトリムシを見つけた。 特徴の無いのが特徴と言った感じの幼虫で、暖かい時期の虫の多いときなら、無視してしまいそうな子である。 シャクトリムシの親は、当然シャクガになる。 シャクガという…

水中の平和主義者?ヒメドロムシ

水中の枯葉にいた甲虫類の続きである。 4種類いたうちの、残りの3種類。 幼虫なので、結局詳しい種類は判らない。 ここ数年、これらの幼虫を詳しく調査されている方がいるようなので、見る人が見たらわかるんだと思う。 それはさておき、 コメツキの幼虫を…

ご近所にいた!! 三葉虫?

寒くなって目につく虫が減ってくると、 当ブログはいろんな生き物に手を出すわけであるが、、、、 今日は一応昆虫である。 以前、自称甲虫屋の上司に「水が流れているんだったら、ドロムシとかがいるから、水に沈んだ枯葉を探すが良かろう」と、ご託宣を受けてい…

多分そう。スギタニモンキリガの卵

もう12月だが、神戸南部もようやく紅葉が見頃となってきました。 ヤブツバキの花もチラホラ咲き始めたが、 大部分は硬いツボミのままである。 この間、蛾の掲示板をコッソリ覗いていたら、 「スギタニモンキリガを見ました」と言う書き込みを見つけた。 ヘ…

ワンポイントいもむし?・・・・・マエグロシラオビアカガネヨトウ

皆様ご無沙汰しております;;; 季節柄ネタが、、、、、、 山には行っているのですが、これといったものがありません。 なので、今年、飼育したいもむしから、 ネット上で見かけない子を御紹介。 5月3日の連休中、 お散歩コースで拾ってきた子。 地表の雑草にくっ…

つばさ付きの種子・・・・ツルニンジン

この間、花を紹介した ジイソブことツルニンジン。 先週のお散歩中、 星形の実に変わっていたので、、、、、 1個持って帰ってきた。 以前、紹介した花が本当にツルニンジンかどうかを確かめるためだ。 (今さら!?) というのは、 よく似たバアソブと言う植物があ…

カッコイイ蛹・・・・・・チヂミザサクサモグリガ

この日曜日は、暖かく、風も弱かったので、 山に行っても、まったりしてしまい、 ろくに写真を撮らなかった。 なので、先週の話題で引っ張ります。 さて、持ち帰ったチヂミザサクサモグリガの幼虫。 2 3日で潜孔から出て、蛹に変身した。 潜っていた葉っぱ…

厄介者のチヂミザサと字書き虫

11月に入ると、急に寒くなった。 いつものお散歩コースも静かなものである。 秋になると困る、と言うかウットーシイものは、いわゆる「ひっつき虫」だ。 ここいらで最強にウットーシイのは、チヂミザサの実である。 これはトゲでくっつくタイプではなく、 …

変形する前翅

カブトムシやカメムシ、バッタなどは、 厚く丈夫な前翅が、腹部を保護するように出来ており、 普通変形したりしないが、 そ~でもないぞ。と言う、お話。 10月終盤のお散歩コース。 カネタタキの鳴き声も元気がなくなってきた。 一服していた足下に、緑色…

秋生まれのキリガ

日曜日のお散歩の話は今度にして、先週の平日のお話。 先週は春に採集したいもむしが、長い眠りから醒めて羽化してきた。 ハンノキリガ Lithophane ustulata マァ、地味な蛾だこと。 4月の終わりにコナラの葉っぱに止まっていた中齢幼虫。約17mm きれいな黄…

名無しのチイサナ蛾

この日曜日は、夏の名残のチッチゼミの鳴き声がとうとう聴こえなくなった。 近所のキンモクセイの花も、もう散り始めている。 秋ですなぁ。。。 山の虫も、ハエ・アブ率(?)が高くなってきた。 ウバメガシの葉っぱにヒョロヒョロと止まるチッコイ虫が。 Phae…

台風一過のチョウチョ

近畿直撃と思われた台風はやや反れて、関東などで被害をもたらしたようだ。 神戸も一時、暴風圏に入っていたので、お散歩コースもどうなったやら??。と思いながら出掛けた台風一過の日曜日。 お年寄りのニセアカシアが何本か、力尽きてボッキリ折れていた…

フワフワ

10月最初の日曜日。 週末に雨が降り、久し振りのお湿りである。 先週見つけたカネタタキの新居。 雨には対応していないので、引っ越ししたとみえ、もぬけの殻になっていた。 明日は近畿地方に台風が直撃しそうなので、 カネタタキをはじめ、樹上生活の連中…

せまいながらも楽しい借家?

9月最後の日曜日。 お散歩コースの音もだいぶ変わってきた。 先週まで騒がしかったセミの声も、遠くの方でツクツクボウシとチッチゼミが1匹ずつ鳴いているだけとなった。 セミの声がしないと、山はずいぶん静かになるものだ。 でも、セミの声にかき消され…

かわいそうな別名・・・・・ツルニンジン

秋の連休初日、私は日曜日からである。 お散歩コースでは、夏のなごりのセミたちはツクツクボウシの声だけがにぎやかである。 他にはチッチゼミが少々。 1個体だけニイニイゼミが、せき込みながら(?)鳴いていた。 少し変わった花が咲いていた。 ツルニンジ…

ハチに擬態する蛾

神戸でもヒガンバナが咲いて、秋が来たって感じ。 お散歩コースの起点の八幡さん。 そこに生えているカシの樹には、毎年、幹から蛹の殻が、ピョコンと飛び出している。 正体はある程度予想していたのだが、日曜日、その幹に羽化したてのピカピカの新成虫が止…

ナンギナコト

秋!と言った感じの、9月の日曜。 結局今年の夏は、脱水症状になりそうな日がなかったような気がする。 それでも、クヌギの樹にはまだ樹液が出ており、オオスズメバチやゴマダラチョウが集まっていた。 証拠写真をパチリと1枚。 その場では暗かったので気…

いといぼぺったん

私のブログを見に来るようなツワモノは、多分大丈夫だと思いますが、念のため。 今週はクモです。 苦手な方は見ないようにして下さい。 9月最初の日曜日。 お散歩コースで何かいないかと、やぶを叩きながら、落ちてくる虫を見ながら歩いていくと、 「ぼてっ…

とんがり頭

朝晩、やっと涼しくなってきた。 8月最後の日曜日、クマゼミの声が聞こえない。 山ばかりのお散歩コースの中で、所々にある家庭菜園の草地。 私の歩く場所には平地がないので、こういう明るい草地は貴重である。 イネ科の草を好きな虫がいた。 クサキリRusp…

家無き子・・・たち

良い天気の日曜日。 空気も乾いていて、暑くても気持ちよい。 お散歩コースのウバメガシの枝に、 アシナガバチの集団がいた。 キボシアシナガバチ Polistes nipponensis 古い図鑑の学名は Polistes mandarinusが使われているが、現在ではnipponensisが使われ…

成虫の季節型

お盆も明けて、梅雨も明けて、 お散歩コースは、真夏を通り過ぎて イキナリ残暑といった雰囲気である。 今週はこれといった虫がいなかったので、 標本写真でも貼って、お茶を濁すことにする。 虫には出現する季節によって、見た目が全然違う種類がいくつかあ…

ヒゲダニ類の便乗生活

もうすぐお盆だと言うのに休みの度に雨である。 8月らしい、カッとした天気はどこに行ったのだろう? 傘をさしさし、山に行くことは行くのだが、虫は隠れてしまっているし、居たとしても、コンデジとはいえ雨に濡らしてしまうのもイヤだしで、ほとんど写真…

イトダニ類の便乗生活

いつまでも梅雨が明けない。 明けませんどころか、せっかくの日曜日なのに、朝から大雨洪水警報がでていた。 ただ、昼頃には晴れ間も見えてきたので、少し散歩に行って来た。 行っては見たものの、まだあたりは濡れており、虫たちは隠れて出てきていない。 …

オブラート風の繭・・・ヒメバチとコマユバチの見分け方

なかなか梅雨が明けません。 今年は水不足の心配はしなくてよいのかな? 日曜日のお散歩コースも、降ったりやんだりの今一つの天気である。 本日の記事も今一つである。消化不良でおわるからだ。 さて、虫もあまり飛ばない天気の中、お地蔵さんにくっついて…

ジガバチ母さん奮戦中

世の中夏休みである。 駅前の自転車置き場も、いつもより少し台数が少なくなった。 休みの人たちがウラヤマシイ 先日の連休中の写真イッキ出し。 ヤマウルシに食痕が。 そっと葉っぱをめくると、 いたいた、ビザールな幼虫。 シロモンフサヤガPhalga clarire…

神戸 サラサリンガ 再始動

久しぶりの連休。 月曜の今日も、休みである♪ だが、近畿の梅雨明けはまだのようで、天気はいまいち。 生まれたてのツチイナゴ達がいた。 「イヤ~、夜中はスゴイ雨やったの~」 「オレ、カミナリにびっくりして、孵化しちゃったよ。」 「あ、オレも、オレも…

赤ちゃんとベレー帽

なかなか、梅雨が明けません。 相変わらずキノコが元気。 キノコの赤ちゃん。 シロオニタケかな? ちょっと、いたずら。 かたわらにあった、ドングリのはかまを かぶせてみた。 お題「芸術家の卵」 ・・・・・ゴメンナサイ。 それでは

素早く育つ虫

メインのハイキングコースから一本外れたいつものお散歩コース。 コナラの倒木にホコリカビの一種が生えていた。 背丈は、1.5cmほど。 たぶんサビホコリの子実体。(自信ナシ) こいつも、動物だか植物だかよくわからない生活史で、変わっているのだが、それは…