2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧
先週見かけた ヒロバフユエダシャク Larerannis miracula その交尾器 側面 バルバを開いて腹面から よく図鑑に載っているアングル ファルスを除いた状態。 バルバのサックルスは発達して尖ってる。 ファルスの拡大 ベシカ(内袋)は引き出してある。 コルヌ…
ATSさんが言っておられたが、今年はヒロバフユエダシャクの発生量が多いそうだ。 近所の八幡さんの灯りにも毎年飛んできているが、 一度に見るのは例年1・2個体だが、この日曜日には5個体いた。 この時は偶然かな?とか思ったが、今年の傾向なのかもしれ…
フユシャクと一口に言っても、シャクガ科の世界もイロイロで、 フユシャク亜科のフユシャクもいれば、 ナミシャク亜科の中にもフユシャクがおり、 エダシャク亜科にもフユシャクがいる。 要するにフユシャクというのは♀の翅が退化して冬期に発生するシャクガ…
冬の虫板を賑わすのは、やはりハエであろう。 この土日は寒気が緩んで比較的暖かかった。 結構ハエも飛んでいた。 そのなかでキンバエみたいなハエを採って帰った。 「新訂原色昆虫大図鑑3」で科の検索をすると、 キンバエの属すクロバエ科ではなく、イエバエ…
交尾器画像は続く。。。 今週はフユシャク類の中でもナミシャク亜科に含まれる種。 ナミスジフユナミシャク Operophtera brunnea 本種は以前はコナミフユナミシャクとオオナミフユナミシャクの2種類に分けられていたが、種を分けるには変異が連続的であったり…