初冬のキリガ・・・・ナワキリガ
今年もアッと言う間に過ぎ、残りわずかとなった。
ほぼ毎週末うろつくお散歩コースも、この日曜日は寒かった。
山から望む海も、遠くから判るくらいに白波が見え、風が強い強い。
(((*_*)))サム~~
ハエすら飛んでいない状況で、日曜日に撮った虫写真は、八幡さんの高い壁に止まったクロオビフユナミシャクのみ。(でも私的今年初見)
これだけだとチョッと寂しいので、今年飼育したいもむしから1枚。
先々週羽化したキリガ
ナワキリガConistra nawae
地味な蛾である。
5月にアラカシで見つけた中齢幼虫。
脱皮前の眠の状態。
地味ないもむしである。
脱皮して成長後は模様がはっきりして、
少しおしゃれなプリプリいもむしになった。
亜背線の白色が目立ち、これを境に上下でコントラストのくっきり違う色合いとなった。
また背面にはうっすらとダイヤの模様を連ねている。
ナワキリガは、初冬に羽化してそのまま成虫で越冬し、春になってから産卵するそうだ。
春にパパッと成長して、蛹でひと夏を過ごしたんだから、ワザワザ冬の前に羽化しなくてもイイと思うのであるが、ご苦労なことである。
プリプリのおしり画像。
それでは。