変身の時

今週は土日とも休みだったので、いつものお散歩コースへ。
土曜の午前中はわりと暖かく、クロスジフユエダシャクの♂が乱舞しており、交尾中のペアも一組見ることが出来た(^o^) また、クロオビフユナミシャクの♀にも出会えたのでほくほくの日でした。

その後夜中雨が降っていたが、日曜の朝は雨が上がったのでとりあえず出かけてみた。
雨上がりでくもっており虫は期待薄だったが、お地蔵さんにフユシャクの♀らしきもの発見。

だが昨日の♀と少し違う。
よ～く見ると翅を伸ばす前の♂でした。アゲハチョウなど地上で蛹になる種類は、蛹から出るとすぐに翅を伸ばしだすが、本種のように地中で蛹になるものは、蛹から出てもすぐには翅を伸ばさず、しばらく歩き回って適当な場所に移動してから翅を伸ばします。
そこで自宅に持ち帰ってゆっくり観察することに､､､
下の写真はその状況。

クロオビフユナミシャクOperophtera relegata♂の羽化シーン

発見時から１時間後ようやく翅が伸びだすと、ほんの15分で一気に伸びきってしまった。いもむし歴(？)の長い私ではあるが、滅多に見られないのでウレシイ一日でした。その後、翅を閉じたまま１時間たつといつもの翅を伏せた姿勢になりました。