クワガタムシっっぽい？

日曜日はいつものお散歩コースへ。途中には立ち枯れたコナラがあり、色の白いサルノコシカケのようなキノコが昨年から生えていた。これが大分ボロボロになっていたので、崩してみると２mm弱のゴマ粒のような虫がたくさん。
小さすぎて何が何だか判らないので、少し持ってかえって拡大してみた。
おろろ(@o@)、なかなかカッコイイ虫ではないか。クワガタムシのようにオオアゴが伸びて上向し、おでこにひさしまでついている。

ツヤツツキノコムシOctotemnus laminifronsの♂のようだ。

本種はツツキノコムシの仲間に入りますが、どれも似たり寄ったりで、未記載種も多く分類のやっかいなグループだ。ただ、ツヤツツキノコムシはつやのあるからだと大きなアゴから他と区別できるようだ。（この区別点は♂だけ、♀は判りません）
もし、どうしても調べたいという人がいたら、「甲虫ニュース」という雑誌がありまして、それの2003年～2004年にかけて「日本産ツツキノコムシ科検索図説」というのが連載されているので、参考にするとよいでしょう。(そんな人いないか^^;)