幼虫は「顔なし」風
この連休は天気が良かった。山を歩いていると汗ばむ程である。例によってヤブを棒っ切れで叩きながら歩いていると、正露丸くらいの黒い粒が転がってきた。
ムラサキシラホシカメムシEysarcoris annamitaの越冬成虫だ。
古い図鑑ではツヤマルシラホシカメムシと言う名前ででている、5mm程の小さなカメムシである。なんというか、寸詰まりの体型で丸っこくてカワイイ虫だ。
外国には、俗に「人面カメムシ」と呼ばれるカメムシがいるが、このムラサキシラホシカメムシも幼虫時代は人面風に見える。私はこの幼虫を見かけると、宮崎駿の「千と千尋の神隠し」に出てくる「顔なし」が浮かんで来ます。
一昨年に撮影した「顔なし」風幼虫はコチラ
どうでしょう?顔に見えませんか^^;