旧「いもむしうんちは雨の音」置き場

ブロガリサービス終了にともない、「いもむしうんちは雨の音」をこちらに保存しました。

サラサリンガの受難

29日から正月休みに入り、初日は1日ゴロゴロ。

今日はいつものお散歩コースに行ってきた。
と言っても冬なので、テンションがあがることもなく、
以前に見つけた卵なぞを見て帰った。

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スギタニモンキリガの卵はまだ孵らないようである。
過去記事参照


12月中旬に、ようやく作り出したサラサリンガの越冬巣。

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今日見たら、様子がおかしい。
裏から見ると、

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巣が破られてもぬけの殻。
どうやら鳥にやられたらしい。
こういう鳥の留まりやすい枝に作られた巣は、餌食になり易いと見える。
 太い幹に作られた巣は春までは残っていたし。

餌食になると言えば、寄生虫というのもいる。
今年の4月頃、成長したサラサリンガの幼虫集団。
該当記事
5月になっても、蛹化もせず成長もしない幼虫の一群が残っているなあ?と思っていたら、
ある日、

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居残った幼虫達から、茶色の米粒がたくさんぶら下がっていた。
寄生虫である。
もちろん寄生されたサラサリンガは、そのまま衰弱死してしまう。

米粒は、寄生虫の繭だが、
その後、

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緑の目をしたコマユバチ科の1種が羽化してきた。

こんな感じで、極端な大発生は、起きなさそうな感じである。


さて、本年の記事もこれが最後となるとか思います。
覗きに来ていただいた皆様、ありがとうございました。
来年もボチボチ続けていく予定ですので、
よろしくお願いいたします。
それでは<(_'_)>