おしゃれ卵の孵化
前回の続き
カシワオビキリガの孵化です。
孵化前後の様子。小豆色から2日後。
産卵から8日目。
やや透過気味の照明にして、少し透けて見えるように撮影している。
隣の卵は一足お先に孵化して出ていったようだ。
残った者達もはちまき模様が消え、幼虫の頭が見える。
あの模様は卵黄についていた模様のようだ。
からだの形成がおわり、余った卵黄は体内に取り込まれ、殻を破る時と孵化後しばらくの間、エネルギー源となるのだろう。
歩き回るカシワオビキリガ幼虫動画
ヨトウガの孵化幼虫もそうだが、4対の腹脚は前方のものほど小さくなる。
歩くときは、胸脚と後ろの方の腹脚を使って、ピッコンピッコンとシャクトリムシのように進んでいく。
道路を横切るケムシのようなモクモク歩きはしない。
小さいうちは、シャクトリ方式の歩き方が早いのかな?
庭のクヌギの新芽を与えて様子をみる。
弱々しい孵化幼虫が食い付いてくれれば、その後の飼育は成功したも同然である。
新芽を入れて2日後、
チイサナうんちが、いっぱい転がっていた。
うんちの大きさは、背景のグラフ用紙から見ると、だいたい0.3mmくらいである。
新芽の時期に孵化しただけあって、ちゃんと食いついてくれたようだ。
ひと安心である(^-^)v