シロモンフサヤガの羽化
先日、繭を作りきれずに蛹化してしまったシロモンフサヤガであるが、先週末に無事に羽化しているので、一応ご報告。
「♪今日も~ 仕事はつらかった~~♪」などとビミョーに作詞しつつ家に帰ると、飼育容器の中に見慣れない枯葉が引っ掛かってました。
シロモンフサヤガPhalga clarirena 成虫
翅を腹面にキュッと閉じて、その間から腹部をピュンと突き出していた。
そで口にファーのついた前脚だけでぶら下がっている様は、何かで引っ掛かった枯葉そのものである。
枯葉に似た蛾は多いが、状態まで似せている種類は少ないんじゃないだろか?
チョウチョは翅を背中側に閉じ、多くの蛾は翅を屋根型に閉じるか伏せるように止まるが、シロモンフサヤガはまた極端な閉じ方をするものだ。
ときどき死んだシジミチョウが硬直してこんな閉じ方でころがっている。
「へんなやつ~」と写真をパシャパシャ撮ってると、迷惑そうに動きだした。
「あ、生きてたのね、、、^^;)」
ちなみに、静かにしていると、いつの間にか普通の蛾の止まり方(屋根型に閉じて止まる)になっている。(ヤッパリ画像の止まり方は、疲れると見える。)
羽化したのが、ちょうど休みの前日だったので、採った所に連れていって放してやりました。
メデタシ、メデタシ。
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