旧「いもむしうんちは雨の音」置き場

ブロガリサービス終了にともない、「いもむしうんちは雨の音」をこちらに保存しました。

シロモンフサヤガその後

3週間程前に紹介したシロモンフサヤガの弱齢幼虫であるが、
その後、無事に蛹化するまでになりました。

その間、「新・蛾像掲示板」を見ていると、今年はあちこちでシロモンフサヤガの幼虫が見つかっているようです。
(該当記事はココとかココなど)

年によって、ある特定の虫が多かったり少なかったりすることは良くあるが、シロモンフサヤガは今年、当たり年なのかも知れない。

それはともかく、飼育記録代わりに、蛹までの成長記録を画像で貼っておきます。
何かの参考にしてください。(って、ならんか。)

え~と、7月20日に弱齢幼虫を採集してから、5日後。

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7月25日、特徴的なシマ模様が胸に出てきました。

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7月28日、全体に白っぽく、腹部側面から下方に黄色みを帯びてきました。

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8月1日、一昨年見つけた状態にまでこぎ着けました。

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8月4日、最大時。白い体に空色がかってきました。

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8月5日、胸がしぼんで、白色が無くなり、
文献通りコバルトブルーに染まる。
(コバルトブルーは言い過ぎか?。。。
でも、室内撮影なので、、、、、
朝日で見るときっとそうなのであろう。)
この時点で、葉っぱを食べなくなり、容器内を盛んに歩き回るようになる。

ナルホド、この状態は前蛹のようだ。
早速、庭のアベマキの皮をテキトウに引っぺがして与えると、
一所懸命、かじって繭を作ろうとしていた。

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8月8日、与えた樹皮が硬すぎたのか、繭を作る前に力尽きて、蛹化しちゃった。

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蛹拡大。
拡大率はバンラバラなので、背景の1mm方眼で確認してください。


以上です。