幼虫のバリエーション・・・・・ブナキリガ
この春見かけたブナキリガ Orthosia paromoea ・・・・
をフィルムケースに入れておいたら卵をごっちゃり産んでしまった。
ブナキリガ Orthosia paromoea の卵
仕方がないので(?)飼育。
産卵から4日後
ブナキリガ Orthosia paromoea
ヤガ科によく見られる模様。
産卵から6日後に孵化
わらわらわらわら
お散歩に行く度に少しずつ採った場所に放して来た。
最終的に前蛹になった時点で全部花咲か爺さんよろしく全部撒いてきた。
来年まで状態良く保管しておく自信もないしね。
(正体もわかってるし)
さて、その終齢幼虫。
こんなのから
ブナキリガ Orthosia paromoea 終齢幼虫
こんなのとか
ブナキリガ Orthosia paromoea 終齢幼虫
こんなのまで
ブナキリガ Orthosia paromoea 終齢幼虫
別種かと見まごうばかり。
顔面も
色白のおとぼけ顔から
どよん
真っ黒くろすけまで。
アワヨトウでは幼虫密度が高まると黒化型になると言う話がある。
アワヨトウは農業害虫だけあって、検索するといろいろ論文が引っかかる。
幼虫密度で色が変わると言えば、相変異で有名なサバクトビバッタの例があるが仕組みが一緒かどうかが気になるところ。
ただ、今回のブナキリガの場合、一匹のお母さんから生まれた幼虫を同じように飼育したのに様々な体色になると言うことは、単にバリエーション豊富なだけかも知れない。
おまけ
ブナキリガ Orthosia paromoea ♀交尾器
ではまた