イボタガ幼虫の威嚇行動
今週の日曜日は久々に雨が降らなかった、
が、梅雨の晴れ間と言う訳にいかず、どんより曇りの一日だった。
さて、家で飼育中のイボタガが角のない終齢幼虫になったので、
雨も上がったことだし、山に放そうと連れていくことにした。
イボタガの幼虫は終齢幼虫になると、つるんとしたいもむしだが、
亜終齢までは長い角を持っている。
終齢幼虫は、ばかすか葉っぱを喰うので餌替えが大変なのである。
正体の判っているいもむしに手間を掛ける余裕がないのである。
のである。
である。
今年はイボタガの発生期とお散歩日のタイミングが合わなかったようで、成虫は翅一枚に会っただけだが、幼虫は、結構見つかる。
山のイボタガ幼虫は、雨に降られたり、天敵にびくびくしながら生活しているせいか、まだ角付きの亜終齢幼虫ばかりだ。
一応記録、と写真を撮ろうとしたら、プリプリ怒って?角を振り回してきた。
本来の役目は、卵を産み付けようとやって来た寄生バエやハチを追い払う為だろうと思う。ウシの尻尾と同じですな。
こんな感じ。
背中を丸めて、黒い目玉模様?を目立たせながら、
フニャフニャの角を ブゥィン、ブゥィン
ではまた。