残念なお知らせ
ものすごく少数の方が気にされているようなので、
先週紹介したトビー君のその後。
思いつきでやった実験ですが、
トビイロスズメのトビーくんは脱皮前の眠の状態にこぎつけたものの、
そのまま帰らぬいもむしになりました。☆
上半身溶けたようなエグい状態になっているのでいもむし画像は自粛。
ただ、ウジがどうなっているのか気になったので、解剖してみた。
結論。
生きていました。。。2匹とも
どうも呼吸口と思っていたのは私の勘違い。
ちょうど脱皮前で表皮が浮いた状態だったので寄生部分を剥がしてみた。
なんと言うか、お椀のような形をしたニカワ状物が固着していた。
穴は開いていないように見える。
むー。オリーブオイルは徒労だったようだ。
皮下にこんな出っ張りがあったら、脱皮もままならないだろう。
またウジが死んだとしても大きな死骸が体内にあったら、やっぱりダメな感じ。
表側から見た状態。
よく見ると卵の外側に穴が開いている。
この寄生バエは接着面から直接潜り込まずに、一旦外に出てから潜り込むのだろうか。
???
何かの本で読んだが、寄生幼虫が小さいうちは、
血球で包んで殺してしまうこともあるそうだ。
しかし、育ってしまった寄生虫を殺してしまっても、
うまく羽化することはやっぱり無理なようだ。
外科的に取り除いたら、うまくいくかしらん?
イモムシ界のブラックジャック求む。
おまけ、寄生していたウジの後気門。
ではまた。