朽ち木の裏側
コナラの倒木をひっくり返すと、
カワイイのが歩いていた。
タマキノコムシ科Leiodidaeの1種。
驚くと丸くなる。
でも玉になりきれてない。
なんか頭でっかち。
グラフ用紙の1mmのマス目におさまってしまう。
キショイのも丸まっていた。
コウガイビル属の1種Bipalium sp.
「日本産土壌動物」を見たが、
詳しい種類はよくわからない。
お日様にびっくりして逃げ出した。
まだお子さまなのかも。
ヒルとあるが、ヒルの仲間ではない。
血も吸わない。
ナメクジなどを捕食する。
一昨年、庭でナメクジが多発生して新芽を荒らして困っていたときに、山からクロイロコウガイビルBipalium fuscatumを一匹連れて帰って放したところ、ナメクジをほぼ全滅状態にしてくれました。
見た目は悪いが雨の日くらいでないと外を出歩かないし、植物にも悪さをしない、便利なヤツである。
庭のナメクジに困っている方は試す価値ありです。
(お薦めはしません。一般的に言って見た目は一緒だもんね。)