今回はトゲつきコナジラミ
コナジラミシリーズの最後を飾るのは、ミカンの葉裏で見つけたトゲトゲさん。
ミカントゲコナジラミAleurocanthus spiniferus
以下図鑑引用
蛹殻:光沢のある黒色。背面は縦に隆起。
外縁は白色ロウ質の分泌物で縁取られる。
背面に棘毛を持つ。亜縁部に♂で11対、♀で10対。胸部の背面に10対、腹部背面に10対、管状孔の基部と尾端にも各1対。
管状口はハート形で隆起。近縁種にクストゲコナジラミ。
引用部おわり
棘毛から、わずかに粘りけのある透明な液体を出す。甘露か?
この虫がつくと、すす病が出やすいそうである。
甘い汁がすす病菌の栄養になっているんでしょうね。
背中にコシャッとしたものを付けている。脱皮したときの殻を被っているようだ。
脱皮殻を被る習性というのは、いろんな生きもので観察できる。
いもむしではリンゴコブガ、甲虫ではイチモンジカメノコハムシの幼虫など、、、、、そうそうダニの仲間にも脱皮殻をかぶって生活しているヤツがいる。
今度の休みはそいつでも探してみようか。