アフリカのお面 その2
寒い時期は虫も隠れてしまって姿を見せないので、いつもは藪をペシペシたたいて落ちてくるムシを眺めたりしているのだが、それも顔ぶれが同じでツマラナクなってきた。
そこで正月休みの最後の日曜日は、じっくり葉っぱの裏をめくりながらプラプラ歩いてみた。
すると結構小さなムシがくっついている。
まずは、カゴノキの葉裏についていた1mm程のムシ。
ヤスマツコナジラミPentaleyrodes yasumatsui
昨年暮れにアップしたツバキコナジラミと同じコナジラミ科の仲間だ。
以下、図鑑からヤスマツコナジラミの解説抜粋
蛹殻:全体に青みを帯びた黒色。体周は細い帯状に灰色。
頭胸上に2対の白斑、腹部両側に1対の縦の白斑。
白斑の発達した個体は、中央に縦の黒帯を残すのみになることがある。
カゴノキなどクスノキ科の葉裏に寄生。
模様の特徴やら寄主植物もあっているので、ヤスマツコナジラミで間違いないようだ。
九州大学のサイト「日本産昆虫学名和名辞書」でコナジラミ科を検索すると、日本産コナジラミ科既知種は64種いるようだ。
今回の散歩で、他にもいくつかコナジラミが見つかったので、おいおい紹介していきます。(紹介していく予定、、、、いきたい。。。。。)