ゲジゲジだって息をする・・・・けれど
だいぶ秋も深まってきた。
関東方面の虫の掲示板などは、早くもフユシャクの写真が貼ってある。
うちの近所じゃさすがにフユシャクはまだでない。
閑話休題
先週当ブログに貼った生き物の顔の正体はコレ。
オオゲジThereuopoda clunifera
ボロボロの枯れ木の皮をはがすと其処にいました。
迫力満点の生き物である。
子供の頃なら腰を抜かすところである。
ムカデの仲間(ムカデ綱Chilopoda)なのであるが、他のムカデとはかなりいでたちが違う生き物である。
脚が異様に長いのはさておき、昆虫のような複眼を備えている。
夜行性のクセに、こんな立派な眼を持ってどーすんの?と言った感じ。
あと、呼吸は昆虫を同じく気門から息をする。
普通のムカデは昆虫同様胴体の左右に気門がついている。
ところがゲジの場合は背中の中央に、1個ずつしかあいていない。
矢印部分のスリット状のところがそれである。
脚が多いってだけでホントにムカデの仲間にしておいていいのか?
と思った次第。