チビすけの冬越し準備

見かける虫が、ハエやアブばかりになってきました。
秋ですねぇ。

そんな中、目の前を横切ってクヌギの幹に飛んでいく小さな蛾。
幹にとまると、クルクルと８の字ダンスを踊って、樹皮の隙間におしりからバックでするすると入ってピタリと静止。

見ていたからわかるが、この状態で見つけるのは至難の業である。
と言うか、虫がいることすらわからないだろう。
とりあえずフィルムケースに取り込んで記念撮影。

ソバカスキバガGelechia acanthopis
差し渡し１cmほどの小さな小さなガである。
そばかすって､､､､､かわいそうな名前｡｡｡｡
そばかす模様のキバガの意味だろうけど。
キバガというのは、口元にある下唇鬚(かしんしゅ；矢印部)が牙のように上向しているのが特徴だ。あと後翅の外縁部がへこんで逆台形をしているのも特徴のひとつだが、これは標本にしないとわからないですね｡｡｡｡
こいつは小さいクセに成虫越冬する種類だ。
真冬の暖かい日にも見かけることがある。


話変わって、下の写真は今まで近づいて見たことがなかった生き物。
答えは次回アップします。