卵のお化粧
日曜日は暖かだった。クサイチゴやカンサイタンポポも咲いており、気分は4月である。で、啓蟄の今日はといえば、、、、
寒いじゃないか。。。。三寒四温とはよく言ったものである。
その暖かだった日曜日、いつものお散歩コースにある八幡さんに蛾がとまっていた。すぐ脇の自動販売機の灯りに飛んできたのだろう。
スモモキリガAnorthoa mundaの♀だ。
このご婦人をなんとなくフィルムケースに入れて、持ち帰ってみた。
虫を見ると捕まえてしまうのは、虫好きの悪いクセである。
翌朝見ると、フィルムケースの中身が増えている。
卵である。数は200個以上。
「ドウシヨウ、、、」
ま、食樹はわかっているし(サクラ、リンゴ、コナラ、クヌギなど)、飼育するか採った場所の近くの木に放せばいいか。と考え直し、しばらくおいておくことに。
産み立ての卵(写真下左)は薄黄色。拡大すると、表面にあみだくじのような格子模様が見て取れる。
2日後の今日見てみると(写真下右)、少し肌色がかってきました。その上、赤紫色のハチマキを巻いておりました。
卵のクセにおしゃれさんだねぇ~。
*注:写真の蛾と卵のサイズはバラバラです。