成虫は捕食性・・・オオツマグロハバチ
連休中に見た虫を2・3
トギレフユエダシャク Protalcis concinnata と思われる幼虫。
日本産蛾類生態図鑑(講談社)を参照した。
以前の和名はトギレエダシャク。
♀の翅が退化している事から、日本産蛾類標準図鑑(学研)から
トギレフユエダシャクに改称されている。
葉っぱの上で、肉団子をもむもむしているハチ。
オオツマグロハバチ Tenthredo providens
もう少し経つと、アシナガバチの働きバチがよく巣の幼虫のためにいもむしなどを肉団子にして運んでいるのを見かけるが、このハチは自分で食べている。
ハバチの仲間なので、幼虫はベジタリアンである。
幼虫がベジタリアンのハバチでも、成虫はよくこうして他の昆虫を捕食する。
タンパク源を摂取して、体内で自身の卵を成熟させる必要があるのだろう。
オオツマグロハバチ背面図
大顎広げて顔を正面から。
コワイ顔
そういや、全体は同じで触角の先端2節だけ黄色い個体が
同時に採れるけど、同種なんかしらん?
個体変異なんだと思うけど。。。。
ではまた