羽軸の中で家族生活?
修理から帰ってきたデジカメが、連休初日にまた故障。
テンションだだ下がりでお散歩コースを廻って来た。
今シーズン初のフユシャク。
クロスジフユエダシャク♀
往年の名機?docomoP01Aで撮影。。。
さてさて他にはこれといった発見もなく、
いよいよ虫の少ない季節になってきた。
目の前に落ちていた鳥の羽根。たぶんキジバトの尾羽。
羽軸に穴が空いているみたいなので持ち帰ってみた。
フィルムケースに押し込んで帰ったのでクシャクシャ。
矢印部に穴。
穴の拡大。
羽軸を開くと、、、
穴の内側には粒々の山。糞?
奥の方にいたのは、、、
細長いシロアリのような虫。
ハジラミの1種のようだ。
昔の図鑑ではハジラミは独立の目だったけれど、
今はシラミ目の1亜科に格下げされている。
羽軸の中には少し着色した成虫らしき1個体の他は白くて小型の幼虫が5・6個体入っていた。
社会性とまではいかなくても、
明らかに家族生活を送っている感じ。
背面
頭がまん丸のハジラミなんかいたっけ?
成虫らしき個体の拡大
さてこのハジラミ、もうちょっと詳しく種類が判らないかと、
図鑑の検索表を見てみたが、、、、
亜科の検索の時点でつまずいてしまった。
シラミ目 Phthiraptera は、以下の4亜科。
シラミ亜目 Anoplura はいわゆる吸血性のあのシラミ類。
これは外れるとして、
ハジラミ類は下の3亜科、
マルツノハジラミ亜目 Amblycera
ホソツノハジラミ亜目 Ischnocera
チョウフンハジラミ亜目 Rhynchophthirina
これの検索が画像のハジラミでは該当するものがない。。。
変な生き物が得意な上司に聞いてみたが、
チャタテムシ説とか意表をついてジュズヒゲムシ?とか
言い出したので(もちろん冗談)追求するのをあきらめた。
どなたか判る方、いらっしゃいます?
ではまた