お手軽深度合成
日曜日のお散歩ネタが今一つ。。。
なので、梅雨明け直後の7月21日の写真から。
お散歩コースにエノキだかムクノキだかの大木があって、
昨年の台風でほとんど倒れた状態のがある。
今年になって新芽を吹いてきたのだが、やっぱり衰弱していると見えて
梅雨明けして日が差すと、いろんな虫が集まってきた。
わらわら集まってきて、そこここで交尾祭り。
シラホシナガタマムシ Agrilus decoloratus
学名はむし社の日本産タマムシ大図鑑にならった。
保育社の原色日本甲虫図鑑III に書いてある A. alazon と言う学名はシノニムで消えたようだ。
ヤノトラカミキリ Xylotrechus yanoi
こちらは産卵中の♀に♂が言い寄っているところ。
アシナガオニゾウムシ Gasterocercus longipes
たくさんいたが、結構大きさがバラバラで、交尾していたのは脚の長い大型の♂だった。
こいつの前脚はクワガタの大顎みたいなもんかね?
ゾウムシは採集してオリンパスのTG-3の深度合成モードでとってみた。
このデジタルカメラはピントを自動でずらしながら8枚連写して、
ピントのあった部分を合成して1枚の写真にする機能がある。
画像は最初の1枚と合成後の1枚が保存される。
個人的には合成後の画像だけでイイのだけど、それだと効果が判らないので2枚残す仕様になっているようだ。
以前はパソコンに取り込んでから画像処理ソフトでやっていた事が
カメラ単体で出来るとか、便利になったものである。
合成前の1枚。
前方から撮ったので後方がぼけている。
合成後の画像
全体にピントが合っている。チョー便利。
浮気のバレたオッサンみたいなので文字を入れてみた。
画像は縮小してますが、元の画像では複眼も解像してました。
ではまた