一心不乱に食べてます。
先日ウスタビガを取り上げましたが、お仲間のヤママユガの幼虫はよく見かけます。この日曜日にはヤママユガも3齢幼虫になっていました。
2齢幼虫には尾脚の脇に黒い斑点がありますが、3齢にはなくなります。
また、もう一度脱皮して4齢になると茶色かった顔が緑色になります。
さて、見かけたヤママユガの3齢幼虫を葉っぱごと引き寄せて顔面を撮影してみました。ガサガサ揺らされていても、このいもむし君は意に介さずに葉っぱをワシワシ食べ続けています。サスガ、成長期の子供はよく食べる。。。。
この顔の正面にある「上唇」(じょうしん;うわくちびる)にはくぼみがあり、それを葉を食べるときのガイドにしているようだ。
いもむしの種類によって、この上唇のくぼみの程度はさまざまだ。
たとえば、拙PHOTO ALBUMの「写真で見る昆虫用語」のヨトウガなどは、くぼみがほとんど無い。柔らかい野菜を食べる分にはあまり必要のない機能なのかしらん???