旧「いもむしうんちは雨の音」置き場

ブロガリサービス終了にともない、「いもむしうんちは雨の音」をこちらに保存しました。

糸を吐くバッタ

すっごく暑い! が、梅雨が明けて湿気がないのでまだましだ。こう暑いとハイキングコースも人がまばらである。と、ネズミモチの葉っぱが、切り込みを入れられて二つ折りになっている(下写真)。

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いもむしの巣かな?と手に取ると、中から何かが「ビムッ!!」と飛び出した。
ハネナシコロギス Nippancistroger testaceus だ。
バッタというより、キリギリスに近い仲間で、コロギス科Gryllacrididaeと言う小さなグループの1種である。
この仲間は、バッタのくせに、糸を吐くという変わった習性を持っている。巣を開いてみると、糸で綴られているのがわかる(下写真右上)。

飛び出た本体はコチラ。

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