おかもとさんの奥さんと卵
ぼつぼつと春の花が咲き始めて、暖かくなってきた神戸です。
先々週の蛾から。
オカモトトゲエダシャク Apochima juglansiaria ♀
♀なので、触角は糸状。
特徴的な静止姿勢から遠くからでもそれと判る種類。
どの角度で撮るか、いつも悩んでしまう。
似たのにクワトゲエダシャクとキイロトゲエダシャクがいるが、
お散歩コースでは見たことないので、間違う心配はない。
変わった形をしているけども個体数は少ないと言うことはなく、
灯りに飛んできた♂を早春によく見かける。
ただ、♀は灯りに飛んでくる習性がないので、
♀を見た人は少ないそうである。
この♀は看板に止まっていたのだが、
よく見ると下方に卵を産み散らかしていた。
なかなかスパルタんな産み方である。
もっとも幼虫はいろいろな広葉樹を食べるので、
適当に糸を引いて飛んでいけば、
なにがしかにありつくことが出来るのだろう。
卵の拡大。
景色が写り込んだのか「猫目石」みたい。
卵の拡大、ストロボ使用
ほんとは無地。だけど何か宝石みたい。
オパール?
拙ブログのオカモトトゲエダシャク過去記事。
♂成虫
「ワタシはしなびた枯れ葉です。」
幼虫
「私はうんち!」
弱齢幼虫
「生まれたての季節」
中齢幼虫
「鳥うんち」
結構登場してる。
ではまた