旧「いもむしうんちは雨の音」置き場

ブロガリサービス終了にともない、「いもむしうんちは雨の音」をこちらに保存しました。

おかもとさんの奥さんと卵

ぼつぼつと春の花が咲き始めて、暖かくなってきた神戸です。

先々週の蛾から。

f:id:insectmoth:20170105105057j:plain

オカモトトゲエダシャク Apochima juglansiaria

♀なので、触角は糸状。

特徴的な静止姿勢から遠くからでもそれと判る種類。
どの角度で撮るか、いつも悩んでしまう。
似たのにクワトゲエダシャクとキイロトゲエダシャクがいるが、
お散歩コースでは見たことないので、間違う心配はない。

変わった形をしているけども個体数は少ないと言うことはなく、
灯りに飛んできた♂を早春によく見かける。

ただ、♀は灯りに飛んでくる習性がないので、
♀を見た人は少ないそうである。
この♀は看板に止まっていたのだが、
よく見ると下方に卵を産み散らかしていた。

なかなかスパルタんな産み方である。
もっとも幼虫はいろいろな広葉樹を食べるので、
適当に糸を引いて飛んでいけば、
なにがしかにありつくことが出来るのだろう。

卵の拡大。

f:id:insectmoth:20170105105123j:plain


景色が写り込んだのか「猫目石」みたい。


卵の拡大、ストロボ使用

f:id:insectmoth:20170105105143j:plain


ほんとは無地。だけど何か宝石みたい。
オパール

拙ブログのオカモトトゲエダシャク過去記事。
♂成虫
「ワタシはしなびた枯れ葉です。」
幼虫
「私はうんち!」
弱齢幼虫
「生まれたての季節」
中齢幼虫
「鳥うんち」

結構登場してる。

ではまた