旧「いもむしうんちは雨の音」置き場

ブロガリサービス終了にともない、「いもむしうんちは雨の音」をこちらに保存しました。

春分の日の産卵。

3月20日は祭日で休み。

ソメイヨシノがチミッと咲いたり、

f:id:insectmoth:20170105222611j:plain



伸びはじめたコナラの芽に
孔をあけてるシャクトリムシの赤ちゃんとか、

f:id:insectmoth:20170105222624j:plain


この時期のこの模様でこの大きさのシャクトリムシは、
私のお散歩コースに限って言えば、ほぼ間違いなく
ウスキツバメエダシャクの若齢幼虫だと思う。
(過去記事参照;「1月のシャクトリムシ」)

春分の日だけあって生き物が動き始めたようだ。


てくてくてく、、、お!?

ネジキの赤い枝に蛾が止まってる。

f:id:insectmoth:20170105222801j:plain


見ると、翅の陰からプツプツが並んでいる。

夜のうちに産卵の大仕事を終えて一息ついている処のようだ。
薄緑がかったビカピカでとってもキレイ。

さてこの蛾、翅をすぼめて筒状に止まっていたので
トガリバ亜科かな?と、帰って図鑑を探して見たが、
該当する種類がいない。

???

あっ、シャクガ科か。

久しぶりに科の時点で間違えてしまった。

シャクガ科の
ホソバトガリエダシャク Planociampa modesta でした。

よく見たらトガリバ亜科に見られる腹部の毛束が無いし、
卵も縦長でシャクガ科のによく見られる特徴でした。

修行が足りん。

ではまた。