シダからハバチ、アブからヒメバチ
お散歩行ってないので、昨年の画像フォルダから。
4月30日のお散歩コース。
食痕のあるイノデ類の葉っぱ。
イノデっていろいろ種類があるみたいだけど、そこは無視。なんかむずかしそう。
しばらく前にシダハバチ類の幼虫がついていたなあ、と思いながら覗き込むと、色だけはキレイなウジムシがペットリ貼り付いていた。
緑色してるので、一瞬、植食性のガガンボか!?と思ったけど、
形を見て捕食性のハナアブとわかった。
たぶん緑色のハバチの幼虫を食べたので、この色になったのだろうと推察。
すぐ近くにあったハナアブの蛹。同種と思われる。
消化管の内容物や白色の老廃物が排出されたので、
翡翠の玉のよう。
この蛹とウジ虫を五匹ほど持ち帰ったら、まもなく
パカッとドアが開いて、(写真は羽化後の殻)
成虫が羽化した。
ヨツボシヒラタアブ Xanthandrus comtus
せっかくなので貼り付けの刑
ヨツボシヒラタアブ♂ Xanthandrus comtus
普通に羽化したのはこの一匹だけ。
他の幼虫はすべて寄生されていた。
幼虫を拡大して見ていたとき、体内を薄茶色の頭のように見えるものがゆっくり移動しているのが見えて、気にはなっていたのでした。
で、結局蛹化まではしたものの、残りの蛹から羽化してきたのは
こんなヒメバチとか、
こういうヒメバチとか、
2種類のヒメバチが出てきた。
なんとまあ敵の多い事。
ヒメバチの種類は判らず。
と言うか、最初からあきらめて調べていない。
おまけ
ヨツボシヒラタアブ幼虫(液浸標本)の後気門
ではまた。