旧「いもむしうんちは雨の音」置き場

ブロガリサービス終了にともない、「いもむしうんちは雨の音」をこちらに保存しました。

ヒロバフユエダシャクの1齢幼虫

あっっ!
エライコッチャ。

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孵っているではないか。

3月に見つけたヒロバフユエダシャク Larerannis miracula の♀。

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庭のクヌギの枝と一緒にフィルムケースに入れていたのだった。

日曜日に散歩から帰って、ふと思い出して見たところ、
冒頭の状態になっていたと言う。。。
ちゃんと産卵していたようで。

一部飢え死にしていたが、まだピコピコ尺を取りながら歩いている者多数。
まあ、まだ体長1.5mmだから、尺ではないのだけれど。
と言うか、一回で1尺歩く尺取り虫なぞこの世にいないが、、、、

それはともかく、大急ぎで庭のサクラとかクヌギの新芽を
ちぎって与えた。


2日後

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ふう、生き残ったのは何とか食い付いたようである。

とりあえず終齢幼虫まで見届けたら
採ったところに放そう。
5月中には成熟して繭を作って休眠にはいるので、
来年の2月までの長い間、良好に保管しておく自信がないのである。

年寄りは根気が続かないのだ。

1齢幼虫の写真を撮ったが、ピンぼけだった。
一応貼る。

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腹脚と尾脚の鈎爪が前後に分かれてる。

ではまた。