鳥うんちのそっくりさん
もう1年の半分が過ぎてしまった。
年齢を重ねるごとに1年が短くなっていくのは気のせいか?
その1年の半分が過ぎたばかりの日曜日。
いつものお散歩コースで見かけたのは、ヤマウルシの葉っぱの上に横たわる「鳥のうんち」、ではなく蛾の幼虫。
ギンモンカギバ Callidrepana patrana の終齢幼虫だ。
濡れたような光沢感、ご丁寧に尿酸に似せた白い模様まである。
この種類を含むカギバガ亜科の幼虫は、尾脚が退化しているが、尾状突起が発達しているものが多い。
休息中は写真のように「J」の字型に止まっている。
ギンモンカギバにはウスイロカギバという近縁種がいるが、尾状突起の長さが半分以下なので区別できるそうだ。