旧「いもむしうんちは雨の音」置き場

ブロガリサービス終了にともない、「いもむしうんちは雨の音」をこちらに保存しました。

2005-01-01から1年間の記事一覧

南国チックな蛾・・・ビロードハマキ

日曜日、2㎝ほどのきれいな蛾を見つけた。 熱帯の虫のような派手さだが、関東以南で普通に見られるそうだ。 確かに数は多くないが、毎年姿を見ることができる虫だ。 ハマキガの仲間で、幼虫はいろんな広葉樹の葉を綴りあわせて隠れている。

セミに寄生する蛾

ヒグラシがたくさん鳴いている林で、綿のかたまりを見つけた。 直径は1センチ前後。 セミヤドリガの繭だ。 1年のほとんどを卵で過ごし、セミの鳴く頃に孵化、寄生、繭、羽化、産卵とあわただしく過ごす。 セミに寄生する瞬間はまだ誰も見たことがないそう…

本州最小のセミ

声はすれども姿は見えず。 「チッ、チッ、チッ、チッ・・・」とマツの梢で鳴いているのはよく聞くのだが、たいがい高いところにいて、しかもミニサイズ(体長25mm前後)。 今まで姿を見たのは1度きり。 それが今日手の届く所にたまたま止まった。 手にとって小…

今日のいもむし:夜行列車?

日曜日のお散歩コースで、夜行列車のようないもむしを見つけました。 名前はヒメエグリバ 学名Oraesia emarginata。 わりと普通にいる蛾ですが、幼虫をみるのは、初めてだ。 アオツヅラフジと言う花も実も目立たないツル草を食べている。