産み立て卵・・・・・シロオビクロコケガ
真夏になると、ネタになる虫がなかなか見つからない。。。
お盆休みも殺生をしたくないので、お散歩にも行ってない。
(行って何か見つけると採ってしまうので。)
で、ちょっと前の虫。
7月の末、沢筋などの湿ったところにたくさん飛んでいるチッコイ蛾。
シロオビクロコケガ Siccia minuta
腹面
おなかぽってり、♀であった。
ぱっと見、コブガ科の小さい種のように見えたが、
ホントはヒトリガ科のコケガ亜科。
幼虫が地衣類を食すので、湿ったところに多いのもうなずける。
1匹拉致してフィルムケースに入れて持って帰ったら、
翌日卵を産んでいた。
母蛾は腹端の毛で卵を保護するようだ。
ケースの外から見ると
きれいな翡翠色。
孵ったら、しばらく飼育でもしようと思ってこの間
地衣付きの樹皮を少し採取しておいたのだけど、
昨日卵を見たら萎びてしまっていた。
無精卵だったのか、湿気が足りなかったのか、、、
ちょっと残念。
ではまた。