旧「いもむしうんちは雨の音」置き場

ブロガリサービス終了にともない、「いもむしうんちは雨の音」をこちらに保存しました。

コナラの小枝にいた赤いハバチ。

桜も満開の日曜日。
選挙は夕方に行くとして、いつものお散歩コースを歩いてきた。

うまくすればイボタガにでも逢えるかな?と思ったが、見つかったのは水面に浮かぶイボタガの翅だけ。


どうやら神戸南部では発生は済んだみたいだ。

気を取り直しまして、、、

伸び始めた木々の新芽に、いもむしでもいないかな?とうろうろ徘徊していると、
コナラの小枝に虫が一匹。
ちょっと見慣れない感じがしたので、写真を撮らずに即、確保。

フィルムケースに入れて撮影。

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ハバチでした。
赤と言うか濃い柿色と言うか、
私は見たことの無い色合いのハバチである。

翅脈

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第1・第2半上脈反上脈(矢印)が、一つの中室につながっている。

※漢字間違い訂正2017年10月30日
あと、径横脈(2r)がないことなどから
ヒゲナガハバチ亜科のような気がする。

腹面 

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キレイ


腹端部

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短い産卵管鞘が見える。

腹端部側面

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産卵管鞘の拡大


全体図

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体長は9mm。

手持ちの文献の絵合わせでは、判らない。
弱った弱った。

ではまた。