フサヤガとコフサヤガの微妙な違い(幼虫編)
この間の日曜日は休日出勤だったので、
お散歩コースに行けてません。
なので今週は、パソコンの中の画像から。
飼育しているアカヒゲドクガの餌として与えている庭のクヌギの葉っぱに、コフサヤガの幼虫がよくくっついてくる。
コフサヤガ Eutelia adulatricoides 終齢幼虫
図鑑にはクヌギ、コナラ、ウバメガシ、ハゼノキ、フウノキなどにつくとある。
図鑑には年1回の発生とあるが、神戸(うちの庭)では6月と7・8月の少なくとも年2回は発生している。
コチラは、2007年の5月にヤマウルシで見つけたフサヤガ
フサヤガ Eutelia geyeri 終齢幼虫
成虫は当ブログでも紹介済み→コチラ
ヨクニテマスネ。。。。。。。
図鑑によると、コフサヤガの幼虫は、細かい白点紋を体全体に散らすとあり、フサヤガでは白点紋は少ないそうだ。
並べると判りますね。
野外で見つけたときに「どっち?」
と聞かれてもわかんないね、こりゃ。
フサヤガの幼虫はヌルデによくついているそうだが、ウルシ科の他にクヌギにつくこともあるようだ。
ついている木で大まかに区別できそうだが、
例外もあるので注意と言ったところか。
コフサヤガ成虫
フサヤガ成虫
後翅の基半が白色ならコフサヤガ、
黄色味を帯びた白色なのがフサヤガだそう。
そんなのとまった状態ではワカリマヘン。
大きさは違いますが、片一方だけ見たら
やっぱり迷うだろうなぁ。。。
オマケ
コフサヤガ幼虫のおしり
ではまた