旧「いもむしうんちは雨の音」置き場

ブロガリサービス終了にともない、「いもむしうんちは雨の音」をこちらに保存しました。

越冬シャクトリムシは鶏冠(とさか)付き・・・オオバナミガタエダシャク

この日曜日は、所用でお散歩コースに行かなかったので、
飼育いもむし達から、ひとつご紹介。

お散歩コースのクリの木から、連れ帰ってきたシャクトリムシ

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見つけたのが4月4日。体長20mm強。

オオバナミガタエダシャク Hypomecis lunifera
の幼虫だ。

第2腹節背面にコブがある。芽の付いた枝と言ったところ。
疲れないように(?)、枝と口の間には糸を張っている。
尾脚のすぐ後ろの新芽は食べられて無くなっている。


同じものを2月21日にもコナラで見つけている。

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コレコレ、エダノムキガギャクデスヨ。。。。

違和感があって、見つけることができた。

これも飼育して同じ種類であることを確認している。
2月で幼虫が見つかるのだから、
本種は幼虫で越冬すると考えてよいだろう。

前者は4月中旬には終齢となった。

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体長は50mm越え。
第2腹節のコブが、ますます立派になった。

で、5月24日に♀が羽化

赤いコブで遊んでみた。

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ニワトリでぃす。コケ~~~ッ!