ヤマトアブ♀
雨続きでろくに虫が見られない。。。
今週も簡単に。
先々週、樹液にいたアブ。
ヤマトアブ Tabanus rufidens だと思う。
コクワのメスやヨツボシオオキスイも隠れてる。
アブだけお持ち帰り。
ヤマトアブ Tabanus rufidens ♀背面
ウシアブやヤマトアブは前翅のR4脈(矢印)は前方に小さな翅脈が分かれる。
左右の複眼が接していれば♂である。
ヤマトアブ Tabanus rufidens ♀顔面
丸で囲んだ部分が「額三角区」と呼ぶらしい。
ここがヤマトアブでは淡黄褐色、ウシアブでは白色。
ヤマトアブ Tabanus rufidens 触角
こんな感じ。
ウシアブでは小突起のみが黒色。3節自体は橙色。
さて、
アブは刺すと相場が決まっているので口器の拡大。
ハエのような舐めとるタイプのぷよぷよした口にしか見えない。
ちょっと針で押し下げてみた。
ふっとい針を隠してましたわ。((((゜д゜;))))
用語を当ててみたが手持ちの図痕でははっきりしない所があったので?付き。
図鑑によるとブユ科やアブ科は大顎の鋸歯状縁で皮膚に傷をつけて出血させ、血液を舐めとる。とあったので、この画像の下咽頭?とした部位は大顎のノコギリ状の部分が隠されているのかも?
以下、勝手にリンク。
ムシをデザインしたのはダレ?にキレイな画像がある。
「ウシアブ」の記事。額の白いのがよく判る画像がある。
「ヤマトアブ♀」の記事もある。さすが
**************2020年8月29日追記**************
新しいブログの方でもうちょっと詳しく解剖してみました。↓
ではまた