アカテンクチバの幼虫
いもむし分追加
日曜日、クズの絡まるフェンスにいた幼虫。
アカテンクチバ Erygia apicalis
横から
アカテンクチバ Erygia apicalis
第1と第2腹脚(黄色矢印)は小形。
ヤガ科のシタバガ亜科によく見られる特徴。
尾脚は後方に突き出す。
地味な色合いのいもむしである。
第1と第2腹節のあたりにボンヤリとした暗い斜条が見られる。
地味だけどオモシロい特徴がある。
胴体の下面に沿ってピロピロしたものが並んでいる。
保育社の日本産蛾類幼虫図鑑には
「基線部の全長に渡り樹状突起を縦列する。」
と書いてある。
この特徴どっかで見たと思ったら、こちらの拙記事↓
「コナラのカトカラ・・・アサマキシタバ他」
で紹介したフシキキシタバと同じ特徴だった。
この基線部の突起は発達度合いに差はあるがキシタバ類のいくつかの種類で見られる。
キシタバ類だけかと思っていたけど、他にもいたのね。
ではまた