ヒメコバチ科Eulophidae の1種 Apleurotropis sp.
6月上旬、ササの葉の葉潜り。
ウスイロカザリバ Cosmopterix victor の葉潜りの中身が黒っぽくなっていた。
蛹化しているようなので持ち帰り。
薄皮を注意深く剥がして中を見ると、、、
やっぱり蛹化していた。左側に終齢幼虫の脱皮殻がある。
ところが、1週間後。
在り得ないところに大穴が開いていた。
寄生されてたか~
寄生蜂側面
メタリックグリーンで脚は色白の美人さん。
寄生蜂背面
途中の検索は置いといて、付節が4節とかの特徴からヒメコバチ科のよう。
そこでヒメコバチで検索すると、姫路のBABAさんや横浜のそらさん、明石のおちゃたてむしさんのブログ等で同一種と思われる美しい画像がいっぱい出てきた。
例えば、「ヒメコバチ科の一種(Apleurotropis sp.)」
この記事では専門家の方から Apleurotropis 属は潜葉性の小蛾に寄生する。とご教示があったようで、生態面からもこちらの寄生蜂は Apleurotropis 属で間違いなさそうである。
翅
シャボン玉並みに薄いのか、虹様の構造色。
玉虫色の胸部
玉虫色の顔
ではまた