旧「いもむしうんちは雨の音」置き場

ブロガリサービス終了にともない、「いもむしうんちは雨の音」をこちらに保存しました。

ナゾ繭

BABAさんとこのブログを見て、
そういや似たのを見たなぁ、と画像フォルダを発掘。

あった。

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泥か糞を固めたような繭は3mmほど。
今年の3月にビワの葉裏にくっついていたもの。
こちらのも既に羽化済み。
蛾の繭のようにも見えるが、触角や翅、脚のパーツがバラけている。
こういうのを「裸踊」と言うが、鱗翅目ではごくごく原始的な小蛾類でしか見られない特徴である。

分解して幼虫の皮を捜してみた。
で、見つかったが、胴体部分は脚もなくペラペラの皮のみ。
ということで、鱗翅目では無さそう。
固い部分は頭部だけだった。

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これだけだと、確定できないけど、
たぶん、キノコバエ科じゃないかと思う。

ビワの生えていたところは谷筋で湿気は多いし、
ビワの花ガラが残っていたので
それを食べてたのかなァ?

ま、今後の宿題です。

ではまた。