旧「いもむしうんちは雨の音」置き場

ブロガリサービス終了にともない、「いもむしうんちは雨の音」をこちらに保存しました。

ノコギリハリアリ

ネタになる虫が少ない季節となってきました。
日曜日に持ち帰った腐葉土中の小虫に頼る。

洗濯ネット(過去記事)で篩った腐葉土に1匹だけいたアリ。

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ノコギリハリアリ Amblyopone Stigmatomma silvestrii

2016.12.20注) 博多権三さまより、ノコギリハリアリの属名は最新の知見では Stigmatomma に移動されているとのことです。ご指摘ありがとうございました。

クワガタに引けを取らないカッコイイ大顎。
大顎含めても4mmしかないのが残念なところ。

日本産アリ類画像データベース」のノコギリハリアリの解説によると、ジムカデを狩るそうだ。
ムカデを狩るとかナカナカ勇猛な種類である。

頭部の拡大。

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画像では判りにくいけれど、矢印のところに1対の長い毛が生えている。
これ、絶対センサーだよね。
触れた瞬間に大顎がパチン!と閉まる、みたいな。

ハエトリソウの葉っぱを思い出した。

ではまた。