旧「いもむしうんちは雨の音」置き場

ブロガリサービス終了にともない、「いもむしうんちは雨の音」をこちらに保存しました。

終齢幼虫見逃しました。

日曜日のお散歩ちう、背の低いヌルデの葉っぱに食痕があった。
裏返すとスリムないもむしがいた。

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ハイイロリンガ Gabala argentata 亜終齢幼虫

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腹脚は4対。鱗翅目の基本形。

この時点では亜終齢とは判らなかったのだが、
特大フィルムケース型容器にいれたまま金曜日、、、
あ!

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繭作ってる。

ケースの底を覗くと、、、

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糞の中に頭部の脱皮殻が。

脱皮殻があるということは、採集時点では終齢の一つ前の亜終齢ということである。
そう言えば月曜日はケースの中で動きがなかった気がする。
その間に脱皮したとすると、終齢幼虫の期間は実質4日間だったことになる。
油断して終齢幼虫見そびれてしまった。

ただ、手持ちの図鑑に載っているハイイロリンガの終齢幼虫を見る限り、亜終齢とほぼ同じで白線がややはっきりしている程度なので、、、

マァイイカ


それはさておき作り立ての繭はキレイな色である。

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ハイイロリンガ Gabala argentata
形も角があったり、しっぽが伸びてたりと芸が細かい。
宙吊りでどうやって作るのであろうか?


おまけ
繭を吊ってる糸ですが、これが割と丈夫で、
逆さにしてもこの通り。

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ではまた