キオビベニヒメシャク
日曜日に見た蛾。
キオビベニヒメシャク Idaea impexa
拡げた翅の幅が12mmほどのチッコイ蛾である。
ビミョーにもやもやする和名である。
ベニオビじゃないの?
本種を含むIdaea属は多数の種を含み、日本産蛾類標準図鑑によると日本産は29種である。
互いに似通った種も多く、正確な同定には交尾器の観察が必要である、
などと図鑑の解説にある。
ただ、本種に限って言えば特徴のあるベニオビの模様で
他種と間違うことはない。
なので本種の交尾器は図鑑には図示されていない。
と言うことで、捕まえてきたことだし、交尾器を見ておくことにした。
キオビベニヒメシャク Idaea impexa ♂交尾器 側面
キオビベニヒメシャク Idaea impexa ♂交尾器 背面
キオビベニヒメシャク Idaea impexa ファルス
1本の長大なコルヌツスが見える。
内袋は反転しなかった。
時間がなく、慌ててやっても壊しそうなんで。。。
ではまた