ねらねら系いもむし・・・ハイイロタマゾウムシ
しばらく前、マルバアオダモの葉っぱににいたいもむし(4/20)。
ねらねらとした粘液に包まれており、触る気がおきない。
数年前にも同じ幼虫を見かけたとき、
粘液に包まれた幼虫にナメクジハバチと言うのがいることを聞いていたので、
「ナメクジハバチ?」と書いてツイッターに画像を貼ったところ、
鶉氏より即座に
「タマゾウムシの幼虫です。アオダモならアカタマゾウムシでしょう。」とレス。
カメムシ屋さんなのにいろんな虫に詳しい方である。
ありがたや。
今年はそれとは別にイボタにつくタマゾウムシの幼虫を見た(4/6)。
幼虫の発生は2週間ほど早い。
体の色彩はアオダモにつく幼虫と違って赤みは無く、クリーム白色。
成熟幼虫。
正面顔
3個体持って帰ったら、1個体だけ繭を作った。
名前通りの球形の繭。
蛾のように糸を吐いて繭を作るのではなく、
粘液が固まってできるような感じだが、
作成過程を見ていないので真相は判らない。
もしかしたら繭用のねらねらうんちをするのかも?
2週間ほどして羽化したのが
こんなの。
ハイイロタマゾウムシ Stereonychus japonicus
でした。
ほんのちょっと時期と植物が変わるだけで種類が変わるみたいですね。
(マルバアオダモの幼虫は羽化確認してませんが、、、、)
ではまた