もふもふハバチとツルツルいもむし
日曜日の神戸は雨の予報だったがなんとか降らずに済んだ。
が、1日中どんよりとした曇りだった。
ので、春だと言うのに虫の出はいまいち。
お散歩の途中、風のない谷筋の草地で一休み。
風の当たらない所は結構ハエやらなんやら飛んでいる。
ボケッと眺めていると、ハエ以外のものがちらほら。
ハバチの類い。
Hemichroa属の1種?
前翅径室に径横脈を持つ
前翅肛室は脈の癒着により二分される
前翅の2本の半上脈反上脈は同じ肘室につながる
(2014.04.20訂正、漢字間違い)
などの特徴からそうかなぁ?と思った。
兵庫県には
Hemichroa paramushirensis パラムシルハバチと、
Hemichroa nigrithorax の2種の記録がある。
写真のは胸部が黒くないからパラムシルの方かなぁ?
こちらは、もふもふと暖かそうなの。
アケビコンボウハバチ Zaraea akebii
棍棒状の触角が特徴的なコンボウハバチ科の仲間。
顔面
♂なので複眼が大きい。
毛深いのも相まって、あまりハチらしくなく、ハナアブ的な顔つきである。
翅脈
幼虫は5月頃アケビで見られる。
アケビコンボウハバチの幼虫
幼虫は毛がないツルツルいもむし
デジカメで撮ったのがあったと思ったのだが、
見つからなかったのでケータイカメラの画像。
蛾の幼虫と違う所は、個眼が一対しかないこと(蛾では通常6対)、
腹脚が5対以上あること(例外あり、蛾では4対以下)など
刺激を受けるとすぐトグロを巻く。
ではまた